福祉用具 > 電動ベッド > クッション
従来の蕎麦殻や羽毛だけでなく、プラスチックビーズの通気性の高いもの、ウレタンフォームの低反発のものなど多様な素材があります。
また、大きさや厚みも様々です。
(1) クッションの種類
1.バナナクッション
2.プリズムクッション(三角柱)
3.ハーフムーンクッション(半月形)
4.レクタンギュラークッション(長方形)
5.Tクッション
6.ネッククッション
7.シットサック
(2) クッションの使い方
1.仰向け(仰臥位)でのクッションの使い方
@脚、太もも、足、かかと
大腿骨(太もも)の骨に近い外側をひざ下に向けてサポートします。
足全体を踵(かかと)だけで支えないようにします。
A頭、肩、背中
背中が丸まっている「円背」に対しては、中身を移動させたり、高さを補うピロー・クッションを使い、頭側を高く、背中側が低くなるようにしてサポートします。
B肩、腕、手
肩 ⇒ 上腕(二の腕) ⇒ 肘 と小さなクッション・ピローを移動させることで、小さな体位変換を行います。
2.横向き(側臥位)でのクッションの使い方
@全身
複数のクッションで背中、腕、膝(ひざ)、脚をサポートします。
高さが足りない場合は、高さを補うクッションを併用します。
A脚、太もも、足、かかと
上の方に位置する脚が、重力の影響で閉じる方向へ引っ張られるのをサポートします。
B姿勢移動
クッションの厚みを変化させ、姿勢を少しずつ移動させていきます。
腹臥位(うつ伏せ)を取り入れると、背中やお尻が床面から離れる時間を作ることができます。
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