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筋ジストロフィーのリハビリテーション
9.知能評価・代償動作の評価
● 知能評価
先天性筋ジストロフィーでは高度の、筋緊張性ジストロフィーやDMDでは軽度の知能低下が認められる。WISC-R、田中ビネー、WAIS-Rなどの標準化されたテストバッテリーによる評価を行う。
● 代償動作の評価
筋力低下や拘縮・変形の進行を補うための代償動作が日常生活のあらゆる場面でもられる(表18)。患者は無意識のうちに代償動作を獲得していくが、リハビリテーションの立場からは、まず動作そのものをよく観察した上で、筋力、可動域などの要素的機能との関連を分析し、動作指導や補装具の処方などにいかしていくことが大切である。
表18 主な代償動作
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