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      筋ジストロフィーのリハビリについて




 筋ジストロフィーのリハビリテーション



5.ADL機能評価
 上肢・下肢・体幹機能の低下に平行してADL能力低下も進行してくる。DMDでは、入浴、排泄、更衣は早期より要介助となるのに対し、整容、食事などの上肢動作は末期まで保たれる。在宅例では親の養育態度や生活環境の影響を受け個人差が大きいが、一般に入院例より自立度が低い。
 ADL場面では、頸部、体幹の巧みな動きや到達機能障害を補うための手指の尺とり虫運動などの代償動作が観察される。
 ADLの評価には、わが国では厚生省神経筋疾患研究班による評価法(図15)が用いられることが多い。より汎用性のある評価法としては、小児用のWeeFIM(表11)および成人用のFIMがあり、筋ジストロフィーへの応用も報告されている。
 移動能力では、歩行期、装具歩行期、車椅子期、電動車椅子期、ベッド上生活期と進行する。


表11 日常生活動作評価





表12 7〜14歳のDMD患児におけるADL難易度





表13 子どものための機能的自立度評価法(functional independence measure for children:Wee FIM)の評価項目および尺度









図15 厚生省神経筋疾患研究班によるADL評価法




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