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      筋ジストロフィーのリハビリについて




 筋ジストロフィーのリハビリテーション




1.筋力低下

 筋力低下は最も基本的な症状の一つで、MMTの評価は筋機能障害の進展経過を知る上で重要である。
 筋力は一般に、近位筋→遠位筋、体幹筋→下肢筋→上肢筋の順に低下するとされている。個別の筋でみると、足関節では背屈筋<底屈筋、外反筋<内反筋、膝関節伸筋<屈筋、股関節伸筋<屈筋、頸部屈筋<伸筋、体幹屈筋<伸筋に有意の違いがみられる。
 筋力測定の際には、@筋持久力が低く疲労しやすい、A二関節筋の関与する部位の検査ではその影響を考慮する必要がある、B体幹による代償動作が生じやすいので体幹の固定に注意を払う、などの注意が必要である。
 測定の困難な筋には、拘縮により同一運動面での測定が困難となる股関節内・外転筋や足関節底屈筋がある。著名な筋力低下により肩甲骨の周囲筋は触診も困難な場合がある。



表5 CTでみた筋障害の進行状況




図11 DMD症例の大腿中央部のCT画像



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